大勢の前で話しをするということ

昨日は、中小企業家同友会の新入社員研修会で、約40名の新入社員を前にしてお話をしてきました。

社会人の先輩として、これから社会に出て行く若者たちへ贈る言葉をお願いします、という事務局からの

依頼でお引受けしたのですが、考えていたことの半分も伝えることができなかったような気がします。

こんな私の拙い話しを一生懸命聞いていてくれた、各企業の新入社員さんたちに、ごめんなさいと

言いたくなります。もっと、すばらしい経営者のもっと凄い話しを聞かせてあげればよかったのに、、、

 

私は、まるで母親のように、ただ、ただ、彼らに「社会に出て幸多かれ」と、

心から祈る気持ちになりました。

リクルートスーツに身を包み、堅い表情で、緊張している彼らに、

辛いことや、苦しいことがあったとしても、全て自分の血となり肉となるのだから、

それらを受け入れて耐えて、努力して、乗り越えてほしいと。

自分で経験したこと以外は、本当のところは分からない。だから、やってみること。

とにかく、経験してみること。それが、人間としての実力になっていく。

そして、この社会は、あなた方が考えているより、ずっと楽しいところだよ、と話してみました。

仕事を楽しむこと。それは、利益追求の会社では味わえない。

もし、利益追求で社員を使い捨てコマのように考えている会社だと感じたら、

そんな会社に長々といなくてもいい。

生涯をもって社会に貢献しながら仕事をすることの価値を教えてくれる会社で働きなさい。

我々中小企業家同友会の経営者は、日々、成長するために学んでおり、経営者同士切磋琢磨している。

信じて、ついてきてください。  

というようなことを話しましたが、、、、

人前で話しをするというのは、ホントに苦手です。

 

ふぅ~