素敵なマナー

この半月の間で、二人の素敵な女性のセミナーを受けました。

<元タカラジェンヌ 堀内 明日香さん>

宝塚音楽学校では、とても厳しい躾を受けたそうです。 それまでの自分を

一度捨てて、タカラジェンヌとして身に付けなければならない教えを

忠実に守り、最高に磨き上げたところで、出てくる個性が輝くのだそうです。

なるほど、全ては基本ですね。

基本的な挨拶、身だしなみ、話し方、表情、態度、

これらの基本が きちんとできていないと、

本当に良い仕事はできない。

本物の魅力的な人間にはなれない。

人格は、自分の過去の行動の成果だそうです。

 

<グレイスマナーズインターナショナル 佐藤あけみさん>

立ち姿、座ったときの姿、歩き方が美くしく保てるように意識することはもとより、

女性としての所作の美しさは大切です。

ゴミの拾い方、呼ばれたときの振り向き方、物の渡し方、おじぎの仕方、方向の指し示し方、

カバンの中の物の探し方、お客様のお宅を訪問するときのコートの脱ぎ方、靴の選び方、、、

マナーは、相手への思いやりの心ですね。

相手に対する優しさと敬意です。

日本には、「なごり手」というのがあるそうです。

例えば何かを相手に差し出した時、出した後の手の戻し方、

これを少しゆっくり戻すと、丁寧さを感じさせるというものです。

 

う~ん、知らないことが多すぎます。

もっと、もっと学びたいです。

 

最後に宝塚歌劇団や阪急電鉄など阪急グループの創業者である小林一三氏の言葉を。

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下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。

そうすれば、誰も君を下足番にしておかぬ。 

出世の道は信用を得ることである。

第一の条件は正直でなければならぬ。

あの人には気を許すことができないと言われるようでは、信用は得られぬ。

第二の条件は礼儀を知っていることである。

粗暴な言辞、荒っぽい動作では、これまた信用は得られぬ。

第三の条件は物事を迅速、正確に処理する能力があるかどうかである。

頼まれた仕事を催促されるようでは、やはり信用が得られぬ。