女性経営者の会で、オオドオリ大学
学長 猪熊梨恵さん(27歳)の講演を企画しました。
札幌で活躍している若い女性の話を、
一度、じっくり聴いてみましょうというものです。
まずは、オオドオリ大学のご紹介。
講演のテーマは「自分ごとを通して、まちを考える」
~身近なことから、まっすぐ、素直に~
若い人の感性は素晴らしいですね。
何ものにもとらわれない。先入観がないので
過去の古いものを捨てる必要がない。
ストレートに、新しいことができる。
猪熊学長の話で、未来のことが印象に残りました。
◎境界線に未来がある。
境界線をあいまいにしておくこと、
オープンにしておくことによって、
いい情報が入ってくる、いいアイディアが降りてくる。
いろいろな境界線があいまいになる、
あるいは、なくなってしまう時代がくる。
◎これからは、欲望ではなく知性、理性の時代。
企業の利益や、個人の物欲のために働くのではなく、
自分以外の誰かのために、人の役に立つために
学び続けていく本物の企業が生き残る。
◎体験をしているからアウトプットができる。
体験していないことは発信しても説得力がない。
やってみないと、器は深くならない。
◎どこの組織にも属さずに、生きていく人が増える。
しかし、コミュニティは今よりもずっと
大切にする時代がやってくる。
なんでも、ひとりでできてしまう時代になるが、
だからこそ、ひとりひとりの心や意識が重要視される。
◎そして、すべては「自分ごと」であること。
「他人ごと」を、いくらやっても、何か空回りする。
講演を聴いて、改めて
自分ごととして仕事に取り組む「心」や
自分が経験したことを仕事に役立てていく「志」を
大切にしていきたいと思いました。
それにしても、なんでもひとりで、やらざるを得ない私の仕事って
未来を生きているのかも~なんてね(笑)